メールの転送設定画面


○この画面からできること

メールの転送設定画面

重要

  • メールの自動転送設定は相互にメールを転送し合うループ(バウンス)の原因となることがあります。その結果メールが一時使用不能になるなど、他のユーザに多大な迷惑をかける場合があります。設定には十分ご注意ください。
  • メールの転送先で、転送先メールアドレスが受信許可されていることを確認してください。メールが転送されずに廃棄されることがあります。

○この画面について

1

[メールを転送する]チェックボックス

メールを転送する場合にチェックマークを付けます。

2

[転送した受信メールをサーバに残す]チェックボックス

メール転送後もそのメールをサーバに残す場合にチェックマークを付けます。

3

[転送先メールアドレス]

転送先のメールアドレスを入力します。メールアドレスには、半角英数字および以下の半角記号が使用できます。

. - _ @

メールアドレスは、最大20個まで指定できます。メールアドレスを1つ入力するごとに改行してください。

ヒント

  • 20個を超えるメールアドレスを入力した場合は、[設定を変更する]ボタンをクリックした際にエラーとなります。
  • ご自分のメールアドレスを転送先として指定することはできません。また、同じメールアドレスを複数指定することもできません。

4

[ヘッダ指定]

メールの転送条件として、ヘッダの内容(送信者、受信者、件名)を設定します。条件は3つまで設定することができます。

ヘッダ指定

どのメールを転送するか、対象となるメールの条件を選択します。

送信者(From:)が 特定の送信者からのメールをメール転送の対象にします。
受信者(To:)が 特定の受信者へのメールをメール転送の対象にします。
受信者(Cc:)が 特定の受信者へのメールをメール転送の対象にします。
件名(Subject:)が 特定の件名のメールをメール転送の対象にします。

「a.メールを転送する条件の設定」で選択した条件のキーワードを入力します。たとえば、メールアドレスやドメイン名、メーリングリストのサブジェクトなどを入力します。キーワードには、全角文字、半角英数字、半角スペースおよび以下の半角記号が使用できます。

! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~

設定した条件とメールの照合方法を選択します。

と等しい場合 選択したメール転送の対象と、キーワードとして指定した文字列が完全一致する場合に転送します。

重要

    「b.メールを転送するキーワードの設定」に入力した文字列と、過不足なく完全に一致した場合のみ転送します。

ヒント

    特定の送信者や特定の件名のメールだけ転送したい場合に便利です。
を含む場合 選択したメール転送の対象に、キーワードとして指定した文字列が含まれる場合に転送します。

重要

    キーワードを含むメールがすべて転送されます。意図しないメールまで転送されないか、条件の設定にご注意ください。

ヒント

    特定のドメインやメーリングリストのメールを転送したい場合に便利です。幅のある条件の指定ができるため、この一致条件を指定することをおすすめします。

1列目に入力した条件に、さらに条件を追加する場合に設定します。

追加条件なし 追加したい条件がないときに選択します。
かつ(and) and条件で追加したい条件があるときに選択します。
または(or) or条件で追加したい条件があるときに選択します。

5

[メール転送日]

メールを転送する期間を選択します。ラジオボタンを選択すると、入力できます。

毎日 毎日メールを転送します。
曜日指定 選択した曜日のみメールを転送します。曜日は、チェックボックスにチェックを入れて指定します。
期間指定 指定した期間のみメールを転送します。メールを転送したい年月日をドロップダウンリストから選択します。

6

[メール転送時間]

メールを転送する時間をドロップダウンリストから選択します。

7

[設定を変更する]ボタン

設定内容を変更して、メールアドレス設定画面に戻ります。

8

[キャンセル]ボタン

入力した情報を取り消し、メールアドレス設定画面に戻ります。

○操作手順

1

[メールを転送する]チェックボックスにチェックマークを付けます。

2

必要に応じて、「転送した受信メールをサーバに残す」チェックボックスにチェックマークを付けます。

ヒント

    「転送した受信メールをサーバに残す」チェックボックスにチェックマークを付けると、メールを転送した後、転送元のメールもメールサーバに残ります。

重要

    転送した受信メールをサーバに残す設定にしておくと、多量のメールがたまって他のユーザに迷惑をかけることがあります。サーバに残さない設定にすることをおすすめします。

3

[転送先メールアドレス]に転送先のメールアドレスを入力します。

重要

    転送先のメールアドレスの入力は、間違いのないよう十分にご確認ください。
    ループ(バウンス)の原因になることがあります。

4

必要に応じて、[ヘッダ指定]でメールを転送する条件を設定します。

ヒント

    条件は1行目から設定してください。条件を2つ以上設定する場合は、追加条件を[かつ(and)]/[または(or)]から選択して、条件を設定してください。

5

[メール転送日]を設定します。

重要

    [期間指定]で過去日や開始日をさかのぼる終了日を設定すると、エラーになります。

ヒント

  • [曜日指定]を選択した場合は、複数の曜日を選択することができます。チェックボックスにチェックマークを付けた曜日に、メールが転送されます。
  • [期間指定]を選択した場合は、メールを転送する期間を選択します。出張など、一定期間メールをチェックできない場合に設定すると便利です。

6

[メール転送時間]を設定します。

ヒント

  • 夜間など、メールを転送されたくない時間帯がある場合に、メールを転送してよい時間帯を設定すると便利です。
  • [メール転送時間]を0時から24時に設定した場合は、メールがサーバに届くと常に転送先メールアドレスにメールが転送されます。

7

[設定を変更する]ボタンをクリックします。

設定内容を変更して、メールアドレス設定画面に戻ります。

○ループ(バウンス)

2つのメールアドレスAとBがあり、A、B間でメール転送が止まらなくなることがあります。 これをループ(バウンス)と呼び、やがて、サーバの容量を超えてしまい、メールの送受信ができなくなるなど障害の原因になることがあります。 ここでは、いくつかの例を説明します。 メール転送や自動返信メッセージを使う場合は、十分ご注意ください。

ループ(バウンス)

  • 会社で使っているBのメールアドレスに対して、自宅で使うAのメールアドレスにメールを転送する設定を行い、Aには、Bに転送する設定を行ったとします。 Aに届いたメールがBに転送されると、転送されたメールは、元のAのメールアドレスに転送され、転送が止まらなくなります。

  • メールアドレスAからメールアドレスBに転送する設定になっているとき、Aから、Bのメールサーバでは受け取れないほど大きなファイルを添付して、Bにメールを送ったとします。 BからエラーメッセージがAに返信されると、Aに届いたメールはファイルが添付された状態でBに転送されるので、転送が止まらなくなります。

  • いったん、転送をはじめると、同じメールを無限に転送し続けます。