各種環境について

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【各種パスの説明】

独自CGIで利用する各種パスは以下の通りです。一部 通常アクセスとSSLアクセスでアクセスするパスが異なります。特に記載が無い場合は共通のパスとなります。

Perlのパス

/usr/bin/perl

Sendmailのパス

/usr/local/bin/sendmail

CGIプログラムアップロード
先のパス
通常アクセス: /htdocs
SSLアクセス: /secure
FTP接続先

ftp.お客さまドメイン名

CGI呼出しアクセスパス(UR
L)お客様ドメイン
通常アクセス: http://お客様ドメイン/CGIプログラムを設置したパス/CGIプログラム
SSLアクセス:* https://お客様ドメイン/CGIプログラムを設置したパス/CGIプログラム
https://お客様ドメイン/secure/CGIプログラムを設置したパス/CGIプログラム
CGI呼出しアクセスパス(UR
L)共有ドメイン
通常アクセス: http://fc.canonet.ne.jp/お客様ドメイン/CGIプログラムを設置したパス/CGIプログラム
SSLアクセス:* https://fc.canonet.ne.jp/お客様ドメイン/CGIプログラムを設置したパス/CGIプログラム
https://fc.canonet.ne.jp/お客様ドメイン/secure/CGIプログラムを設置したパス/CGIプログラム

*/secureフォルダの下にファイルを配置していない場合は、/secureをパスに含める必要はありません。

*/secureフォルダの下に配置しないファイルに対しては、SSLだけではなくhttpでのアクセスも可能ですのでご注意ください。SSLでのアクセスを必須にしたい場合は、ファイルを/secureフォルダの下に配置してください。

重要

  • 共有ドメイン環境(SSLアクセスの場合も含みます)を利用する際、リンクのパス指定に「/」から始まるパスは利用できません。

    正:
    <a href="./aaa.cgi">
    <a href="http://fc.canonet.ne.jp/shop.example.com/
    aaa.cgi">

    誤:
    <a href="/aaa.cgi">

  • 共有ドメイン環境(SSLアクセスの場合も含みます)を利用する際、リンクのパス指定に絶対パスは利用できません。リンクのパスを相対パスにするか、お客さまドメインからのパスを指定してください。
    例)「/bbs.cgi」にリンクしたい場合のパス
    お客さまドメイン環境
    http://www.example.jp/bbs.cgi

    共有ドメイン環境
    http://fc.canonet.ne.jp/bbs.cgi
    ※共有ドメインが実際に参照しているのは、http://fc.canonet.ne.jp/www.example.jp/bbs.cgiであるため、絶対パスではアクセスできません。

ヒント

お客さまドメインでSSLアクセスする場合は別途お申し込みが必要です。(有償)
共有ドメインでSSLアクセスする場合はお申し込みは不要です。

【対応コマンドとパス一覧 】


コマンド名 パス コマンドの機能
cat /usr/bin/cat ファイルの連結と表示
chmod /usr/bin/chmod ファイルのアクセス権モードの変更
cp /usr/bin/cp ファイルコピー
date /usr/bin/date 日時の表示
echo /usr/bin/echo 引数の出力
env /usr/bin/env コマンド実行のための環境の設定
expr /usr/bin/expr 引数を式として評価する
grep /usr/bin/grep ファイルにおけるパターンの検索
ln /usr/bin/ln ファイルへのハードリンクまたはシンボリックリンクの作成
ls /usr/bin/ls フォルダ(ディレクトリ)の内容を一覧表示
mkdir /usr/bin/mkdir フォルダ(ディレクトリ)作成
mv /usr/bin/mv ファイルの移動
pwd /usr/bin/pwd 作業中のフォルダ(ディレクトリ)の出力
rm /usr/bin/rm ファイル削除
rmdir /usr/bin/rmdir 空のフォルダ(ディレクトリ)削除
sendmail /usr/local/bin/sendmail メール送信コマンド
perl /usr/bin/perl Perlコマンド
sh /usr/bin/sh 標準シェルとジョブ制御シェルおよびコマンドインタプリタ
csh /usr/bin/csh 標準シェルとジョブ制御シェルおよびコマンドインタプリタ
gzip /usr/bin/gzip 解凍、圧縮
tar /usr/bin/tar アーカイブ作成

ヒント

フォルダやパスについては、ご利用になるCGIプログラムの設定資料をご覧ください。

 

【MySQLの利用方法】

データベース名やログインユーザ名、パスワードなどのアクセスに必要な情報は、「サービスご利用のご案内(青紙)」に記載されています。また、接続先データベースは、マイデスクの[お客さま情報]のサーバ情報画面で確認することもできます。サーバ情報画面の内容については、ヘルプを参照してください。

データベース管理ツール「phpMyAdmin」をご利用になる場合は、「データベースを管理する」をご覧ください。

ヒント

  • データベースのデフォルトの文字コードはUTF-8です。
    データベースへデータを格納する際に、データが文字化けしないようにご注意ください。
  • データベース容量を追加する場合は、お申し込みが必要です。
 

【sendmailの利用方法】

CGIでメールを送信する処理を行う場合は、サーバに用意されているsendmailを利用します。
sendmailのパスは、/usr/local/bin/sendmailです。
sendmailを利用してメール送信する場合は、以下の点にご注意ください。

コマンドの書式は以下のようになります。
/usr/local/bin/sendmail -t
/usr/local/bin/sendmail -t -f'メールアドレス'

※「-f」と「メールアドレス」の間にはスペースを入れないでください。
※メールアドレスをシングルコーテーションで囲まなくても動作します。
例)-f'webmaster@example.jp' または
  -fwebmaster@example.jp

PHPでsendmailを利用する場合は、以下の点にご注意ください。

コマンドの書式は以下の様になります。
mail('宛先メールアドレス','メール件名','メール本文','追加ヘッダ情報','送信オプション');

※mb_send_mail関数も同じ方法です。

例)mail('mail@example.jp','subject','message','NULL','-t');
  mail('mail@example.jp','subject','message','NULL',
     '-t -fwebmaster@example.jp');

重要

  • メールサイズの上限は、1メールにつき20MBです。
  • 短時間で大量のメールを送信した場合はエラーになることがあります。メール送信は間隔を置いて行ってください。
  • 独自CGIでは、メールの受信を行うことはできません。

【ウイルスチェック】

メールを送信するCGIを利用する場合、送信するメールのウイルスをチェックします。ウイルスが添付されたメールは駆除され、メール本文+警告メッセージがメール送信先に届きます。

 

【CGIエラー一覧】


エラー表示

403 Forbidden

内容

アクセス拒否

おもな原因と対処方法 原因 ファイルのパーミッション設定が間違っている場合によく表示されます。
対処

設定が以下のようになっていることを確認してください。

CGIプログラム:7xx

それ以外のファイル: 6xx

※詳細はCGIプログラムにより異なります。
エラー表示

404 File Not Found

内容

ファイルが存在しない

おもな原因と対処方法 原因 CGIプログラムのアップロード先が間違っている
対処 CGIプログラムが正しいパスにアップロードされているかご確認ください。
原因 URLが間違っている
対処

URLが正しく指定されているかご確認ください。

エラー表示

500 Internal Server Error

内容

サーバ内部エラー

おもな原因と対処方法 原因

Perl のパス指定が間違っている

※パスはCGIプログラムをエディタで開いた時に最初の行にあります。
対処

独自CGIサービスのPerlは以下のパスです。正しく指定されているかご確認ください。

/usr/bin/perl
原因 FTP転送モードが間違っている
対処

CGIプログラムを転送する場合は「バイナリモード」で転送する必要があります。

すでにアップロードしている場合は、 FTPソフトでバイナリモードを指定してアップロードし直してください。
原因 CGIプログラム自体の記述の問題
対処 CGIプログラムをいったんローカルの PC上でテストしてみてください。ローカル環境で問題なく動けばCGIプログラム単体の問題ではない可能性が高いです。
原因 ディスク容量の空きが無くなった (ファイル書込みを行うCGIプログラムの場合)
対処

書込みができないため、CGIプログラムでエラーが発生しています。不要なファイルを削除して空き容量を作ることで解消します。

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