通常のフォームメールでは、入力した値に誤りがあっても、そのまま送信されてしまいます。
フォームCGIカスタムは、フォームで入力した値をチェックし、値が間違っていれば、ユーザーに再入力させるようにエラー画面 を表示したり、入力確認画面を表示して、正しい内容のフォームメールを送信できるようにする機能です。
なお、 SSL暗号化機能を用いて、より安全にフォーム送信と入力データ取得を行える有償オプションサービスの「サーバー証明書設定サービス」もございます。
フォームCGIカスタムの機能
| (1)入力チェック | 入力データが正しいをチェックします。 | |
| (2)エラー画面表示 | 入力チェックでエラーがあった場合に、エラーがあった項目名とエラー内容をウェブブラウザ画面に表示します。 | |
| (3)確認画面表示 | 入力チェックでエラーがなかった場合に、入力データの項目名と入力データを表示します。 | |
| (4)入力データ保持 | 確認画面、エラー画面からフォーム入力画面に戻る場合、入力データを保持した状態でフォーム入力画面を表示します。 | |
| (5)メール送信 | 入力データの確認画面表示後、[送信]ボタンをクリックすると、指定したメールアドレスに入力内容を送信します。 | |
| (6)送信結果画面 | (6)‐１終了画面表示 | メール送信後、送信したことを表す終了画面を表示します。 |
| (6)‐2指定URLへの ジャンプ | 指定した URLのページにジャンプします。 | |
- (2)エラー画面と(3)確認画面は、本サービスが提供する定型画面です。お客さまが編集することはできません。
- (6)-1 終了画面表示にはトップページ（www.お客さまドメイン）へのリンクがあります。トップページにコンテンツ(index.htmlやindex.htmなど）を設置しないとブラウザで閲覧時に404エラーが表示されますので、ご注意ください。
入力チェックに対応しているフォームタグ
以下のフォームタグを、チェック機能付の入力項目としてご利用いただけます。
| 入力項目 | type |
|---|---|
| A テキスト | text |
| B プルダウン (ポップアップ) メニュー | select |
| C ラジオボタン | radio |
| D チェックボックス | checkbox |
| E テキストエリア | textarea |
【フォームCGIカスタムの仕組み】
フォームCGIカスタムは、｢初期HTMLフォーム｣、｢設定ファイル(gform.iniファイル)｣、｢フォームCGIプログラム｣の3つのアイテムから構成されています。
お客さまが｢初期 HTMLフォーム｣上で記述されたフォームタグと、それに対してどのようなチェックを行うかを記述する｢設定ファイル｣が、｢フォームCGIプログラム｣上で連携して、チェック機能を実現します。
- 初期 HTMLフォームは、入力フォームを備えた通常のHTMLファイルのことです。必要な入力項目(フォームタグ)を備えたHTMLファイルをお客さまにて用意してください。詳しくは、 ｢初期HTMLフォームを作成する｣ をご覧ください。
- 本サービスでは、アンケート、カタログ送付申し込みなどのサンプルフォームと設定ファイルをご用意しております。詳しくは、 ｢サンプルフォームと設定ファイル｣ をご覧ください。