通常のフォーム機能では、入力情報に誤りがあっても、そのまま送信されてしまいます。
フォームCGIカスタムSSL対応は、フォームで入力した値をチェックし、値が間違っていれば、ユーザに再入力させるようにエラー画面を表示したり、入力確認画面を表示して、正しい内容の入力情報を送信できるようにする機能です。(有償オプションサービス)
また、 SSL(Secure Sockets Layer)に対応しているため、ホームページ訪問者がフォームから入力した情報は、暗号化された安全な状態でサーバに転送されます。
お客様のドメイン(www.ドメイン、www.なしドメイン、サブドメイン)の領域にSSLで接続する場合は、有償オプションサービスの「サーバー証明書設定サービス」をご覧ください。
「フォームCGIカスタムSSL対応」と「フォームCGIカスタム」では、訪問者が入力した情報の取得方法が異なります。「フォームCGIカスタム」では入力情報をメールで取得するのに対して、「フォームCGIカスタムSSL対応」ではサーバからダウンロードして取得します。
また、「フォームCGIカスタムSSL対応」と「フォームCGIカスタム」におけるフォーム作成時の違いは、設定ファイルの書き方です。詳しくは、「メール送信およびフォームCGIカスタムをお使いの方へ」をご覧ください。
(1)入力チェック | 入力データが正しいかどうかチェックします。たとえば、必須項目が入力されているかどうかや、半角しか入力できないテキストボックスに全角文字が入力されていないかなどをチェックします。 |
(2)エラー画面表示 | 入力チェックでエラーがあった場合に、エラーがあった項目名とエラー内容をウェブブラウザ画面に表示します。 |
(3)確認画面表示 | 入力チェックでエラーがなかった場合に、入力データの項目名と入力データを表示します。 |
(4)入力データ保持 | 確認画面、エラー画面からフォーム入力画面に戻る場合、入力データを保持した状態でフォーム入力画面を表示します。 |
(5)メール送信/ サーバ経由の 情報送信 |
指定したメールアドレスに入力情報をメールで送信、または SSLサーバを経由して送信します。 |
(6)送信 結果画面 | 入力情報の送信後、次のいずれかを表示します。 |
(6)-1: 終了画面表示 | |
(6)-2: 指定URLへのジャンプ |
以下のフォームタグを、チェック機能付の入力項目としてご利用いただけます。
入力項目 | type |
---|---|
A テキスト | text |
B プルダウン (ポップアップ) メニュー | select |
C ラジオ ボタン | radio |
D チェック ボックス | checkbox |
E テキス ト エリア | textarea |
「SSL」とは、データを暗号化してやり取りする通信方式です。ホームページに対して、https://というURLでアクセスします。SSLを利用することにより、データの盗聴や改ざんなどを防ぎ、ホームページ訪問者の入力情報を保護することができます。
SSL暗号化機能は、以下の二つの機能でホームページ訪問者の情報を保護します。
(1)ホームページ訪問者 の 情報入力 |
ホームページ訪問者が入力する画面に SSLの暗号化されたページを使うことが出来ます。 これにより、フォームから入力した情報を暗号化された安全な状態でサーバに転送します。 |
(2)管理者による入力 情報の 取得 |
ホームページ訪問者からの入力情報をサーバに蓄積し、必要に応じてダウンロードします。ダウンロードは SSL経由で行うため、より安全な状態で入力情報を受け取ることが出来ます。これにより、ホームページ訪問者の情報をすべての区間(ホームページ訪問者→サーバ→お客さま)において、安全に通信させることが出来ます。 |
ホームページ訪問者からの入力情報をメールで送信します。 SSLを用いたダウンロードと比較して、メール送信では、定期的なダウンロードの必要性はなくなりますが、サーバからお客さまの区間が暗号化されないため、通信時の危険性が高くなります。
ダウンロードによる入力情報の取得をおすすめします。
*マイデスクのページから[フォームCGIカスタムSSL入力情報ダウンロード]の[サーバからのダウンロード]をするとダウンロードによる入力情報の取得ができます。
すでに、「フォームCGIカスタムSSL対応」をご利用になられているお客さまは、「メール送信」が選択されています。 「ダウンロード」に変更するには、「メール送信およびフォームCGIカスタムをお使いの方へ」を参照してください。